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医師とコミュニケーション障害

医師の軽度発達障害

医師とアスペルガーについて

アスペルガースペクトラム障害と呼ばれる障害はコミュニケーションの障害とも呼ばれ、一定の割合で医師の中にも見ることが出来ます。重度な障害でない場合には深い付き合いをしない限りは中々分からないという特徴がありますが、筆記試験の結果によって評価されることになる医大の入試や国家試験においては問題になるということはそれほど多くありません。むしろ高い能力を示すため将来が期待されるケースもあるのです。しかしながらアスペルガースペクトラム障害の問題が顕在化してくるのは実際の臨床の場に建ってからであると言えるでしょう。医師本人がそのことを自覚していればよいのですが、無自覚なまま不適切なトレーニングを受けた場合には社会的な不適応につながる可能性もあり、様々な注意が必要になります。そのため軽度発達障害に関する知識については国家試験を受ける前の段階でしっかりと身につけておき、自分を見つめ直す時間を大切にするように取り計らうことが重要であると言えるでしょう。

アスペルガー症候群の診断

アスペルガー症候群は発達障害の一種です。知識障害や学習障害のような性質のものではなく、むしろ学業の成績が良かった人に多く見られる傾向です。型にはまったことや規則的なことをこなすのは得意であるものの不規則なことをこなすのが苦手で普通の人以上にストレスを感じてしまうものです。また対人関係や場の空気を読むことが苦手で、空気を読めない言動をすることが多くみられます。これまで心療内科の医師がこの診断を下すことはあまりありませんでした。原因不明の体調不良が続いて通院すると、うつ病と診断され、薬を処方されることが殆どでした。初診の前のカウンセリングを十分に時間をかけて行い、家庭環境や両親や兄弟姉妹の性格、自分自身の子供の頃の特徴などを聞き出さないとまずアスペルガー症候群の診断は下せないのですが、そこまで時間をかけてカウンセリングを行う医師があまりいないことから起因しています。心療内科の病院は最近になって増えてきていますが、それ以上に患者の数が増えておりますので、一人一人の患者の診察に多くの時間を割けないことは今後解消するべき課題であると考えております。

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